このチュートリアルでは、簡単なクラウドストレージとファイル共有のために、Docker を使用して ownCloud をインストールする手順を説明します。さあ、始めましょう!
ステップ 1:プロジェクトディレクトリを作成する#
まず、ownCloud 用の新しいプロジェクトディレクトリを作成します:
mkdir owncloud-docker-server
cd owncloud-docker-server
ステップ 2:Docker Compose ファイルをコピーする#
次に、ownCloud のドキュメントリポジトリから Docker Compose ファイルをコピーします:
wget https://raw.githubusercontent.com/owncloud/docs-server/master/modules/admin_manual/examples/installation/docker/docker-compose.yml
このファイルには、ownCloud Docker コンテナの設定が含まれており、MariaDB および Redis コンテナも含まれています。
ステップ 3:環境設定ファイルを作成する#
プロジェクトディレクトリに.env という名前の環境設定ファイルを作成し、以下の内容を記述します:
cat << EOF > .env
OWNCLOUD_VERSION=10.11
OWNCLOUD_DOMAIN=localhost:8080
OWNCLOUD_TRUSTED_DOMAINS=localhost
ADMIN_USERNAME=admin
ADMIN_PASSWORD=admin
HTTP_PORT=8080
EOF
これにより、ownCloud の必要な設定が行われます。バージョン、ドメイン名、信頼されたドメイン、管理者のユーザー名とパスワード、および HTTP ポートが設定されます。
ステップ 4:ownCloud コンテナをビルドして起動する#
以下のコマンドを使用して、ownCloud コンテナをビルドして起動します:
docker-compose up -d
これにより、必要な Docker イメージがダウンロードされ、ownCloud Docker イメージがビルドされ、コンテナがデタッチモードで起動されます。その後、ウェブブラウザでhttp://localhost:8080 にアクセスすることで、ownCloud のウェブインターフェースにアクセスできます。.env ファイルで設定した管理者のユーザー名とパスワードを使用して、ウェブインターフェースにログインできます。
以上です!Docker Compose ファイルを使用して ownCloud を Docker に正常にインストールしました。これでクラウド上でファイルを保存して共有することができます。